◯感想
シルベスターとトゥイーティーの作品。
今作のトゥイーティーはすぐに捕まるし、相手をどうにかしようという動きが無かった。
猫に襲われるたびに別の猫に助けられてた。運だけで生き延びてた。



◯ワーナー・ブラザースジャパン公式サイト
・ルーニー・テューンズについて
ルーニー・テューンズは、アメリカを始め世界中で楽しまれている、ワーナー・ブラザース アニメーションのアイコン的存在。トゥイーティー、バッグス・バニー、ダフィー・ダックを始め、ロード・ランナーやワイリー・コヨーテなど、個性的なキャラクターが勢ぞろい！

・登場キャラクター
【トゥイーティー】
大きな青い瞳とかわいい声の、一見愛くるしいカナリアですが、実はなかなかのやんちゃ者です。
無防備な外見にもかかわらず、どんな状況からでも機転を利かせて切り抜けることができる賢さを持っています。

【シルベスター】
いつも手の込んだ作戦を企んでは、失敗を繰り返す。この愛すべき猫は、能力より意欲、常識より本能を全面に出して、トゥイーティーとの終わりなき戦いを続けています。
https://warnerbros.co.jp/characters/looneytunes/character.html?anchor=tab



◯あらすじ
シルベスターは抜き足差し足忍び足で家の中を歩き、カーテンやブラインドを閉めて真っ暗にする。
トゥイーティーをこっそり食べようとする。※トゥイーティーとシルベスターの目だけが映される。
それを赤毛の猫に引き止める。
赤毛の猫は言う。「私がアナタならそんなことはしない。すぐにやめて、彼を籠に戻します。自己を破滅へと導くだけなのですから。1羽だけならと手を染めれば知らぬ間に2羽、3羽とのめりこんでしまうのです。いいですか？そうなったら被害者は、あなたの方になんです。先にあるのは、断崖絶壁だけ。克服したいという気になったら、ご連絡を。お力になりましょう」
シルベスターが貰った名刺には鳥中毒撲滅協会と書かれている。

協会本部。
シルベスターは新しい仲間入り。
猫たちの克服体験談。小鳥漬け(※薬漬けみたいなイメージ？)で5度も家を追い出された猫もいる。
シルベスターはこのモットーで頑張ると宣言する。

帰宅。
シルベスター「おはよう。我が小さな羽根の友よ」
トゥイーティーは日記に信じられないかもしれないけど、と書く。
テレビでは、チキン料理。ヨダレ。おなかがなる。トゥイーティーを見る。トゥイーティーがチキンの丸焼きに見える。獣のような唸り声。目つきが変わり、ヨダレが出る。シルベスターはそんな自分の頬を叩く。「鳥のことなんか考えちゃダメだ」
ラジオでは、鳥の内容ばかり。
シルベスターは手錠で自分を留めておく。
トゥイーティー「あれぇ、猫たん。僕を嫌いになっちゃったのぉ？」
シルベスターはもう自分を抑えられない。手錠を繋いでいたパイプを引きちぎり、トゥイーティーを捕ま、食べようとする。
そこに赤毛の猫が現れ、止める。シルベスターが誘惑に負けそうだったからと赤毛の猫は言う。

夜。シルベスターの目は血走っている。飛び起きる。
トゥイーティー「おっおー、また始まったぞー！」
トゥイーティー捕まる。
シルベスターは「1羽だけ」と繰り返し言う。
また赤毛の猫が来る。口すぼみ剤を飲ませられ、食べられない。シルベスターはストローで吸うもうまくいかない。泣く。
シルベスター「も、も、も、もぉ辛抱できない。鳥が食いたい。ア、ア、ア、ア、おれは、おれは、意志が、弱い！でももうかまわん！仕方ないだろう！？おれは、所詮、猫なんだから！もう」
赤毛の猫「開き直りは良くありませんよ。猫だって鳥と仲良くなやれるんです、いいですか？おいで、小鳥ちゃん。ほらねぇ？私は鳥を愛してます」
赤毛の猫はトゥイーティーを手に乗せ、キスをする。
赤毛の猫汗を大量にかく。トゥイーティーを食べようとする。
トゥイーティーは逃げる。赤毛の猫は叫びながら追う。それをシルベスターが止める。
赤毛の猫「離せ、離せ！食わせてくれ。1羽だけ！」
トゥイーティー「だから言っただろ？悪い猫たんはいつだって所詮悪い猫たんなの」

That's all, folks!

第30回アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞作。

邦題が「鳥中毒撲滅協会」とある通り、鳥を食べがちな猫の更生を図るお話。
結局は本能には逆らえない。

• #ヨッシー短編シリーズ

オープニングがピーク