絶妙に気味が悪くてイカれてるレストランのカリスマ有名シェフと、最悪のフルコースを味わうことなった客たちの、地獄の夜!?
結局は、評論家などが料理というものを冒涜していたり、富と名声やステータスとしてしか料理を味わえない客たちへの復讐なんだろうけど、たまたま居合わせたアニャ・テイラー=ジョイ演じるマーゴは娼婦、シェフと同じくサービスを「与える者」だからこそ、ラストに言った本当に食べたいものをシェフはマーゴに作り、助かったのだと思う。
ラストのマーゴの感謝と敬意は、料理そのものと提供してくれた者への本質を捉えていたと思う。当たり前のことなんだけど、それが出来ない人たちがああいう目に遭うんだろね。
難解そうなサイコサスペンスだけど、本質は至って単純明快な気がする作品。
アニャはどんどん魅力的な女優になってきたし、シェフ役のレイフ・ファインズはスーツじゃなくても渋くてカッコいいね!笑
とりあえずチーズバーガーが食べたくなる!!