このレビューはネタバレを含みます
みんな違ってみんなクソ!ムカつくやつはみんな◯ね!
ということで面白かったです。が、登場人物が多すぎ&尺が足りてなくて勿体ない感じがしました。
あれほどの地位と権力を手にしたシェフが、娼婦のマーゴを、ある意味では自分たちと同じ奪われる(=消費される)側として歩み寄り、最終的に逃したところは完全に正気保ってるなと思ったし、切なかった。(だからシェフが女性スタッフに迫ったことがあるという話はない方がよかった。)
結局、シェフに恨まれてる理由が曖昧なままの人が数名いるのと、厨房スタッフが多すぎる(死ぬ覚悟ができてる若者がどうしてこんなに大勢いるのか、1人1人にどんな背景があるのかetc)のが気になった。
男だけ45秒後に追いかけますのくだりと、警察もグルでしたのくだりは完全に不要では?(何か見落としてるのかな🤔)
最初から一番ムカつくタイラーがたっぷり痛めつけられるシーンは最高でした。その後迷いなく首をくくらせた一言は何だったのか、耳元で一体何を囁いたのか、気になるけど、そこはさすが闇の帝王ヴォルデモートということかな。笑
自分が見たアニャさんは大体いつも性差別と戦っており、かっこいいです。