このレビューはネタバレを含みます
原作のファンだったので見に行きましたが正直微妙でした
原作が会話メインのストーリー展開なので仕方ないとは思うのですが、前半から中盤までのテンポが死ぬほど悪かったです
セリフとセリフの間が長く感じられ、スベってるコントを見せられているようで恥ずかしかったです
(中盤からは2人の掛け合いのスピードも上がっていって面白かったです)
また、原作のブロマンスをかなり誇張して描いており、吐息の量が多かったのも会話のテンポが悪い原因だと思いました
狂児が聡実くんに対して異常にボディタッチが多かったり、やたら臭いセリフを吐いたり、
個人的に原作はあくまでブロマンスコメディでBLではないと思っていたので、映画ではBL描写が見どころのように描かれていたのが残念でした
ただ、ラストで歌っていた聡実くんの紅はすごく良かったです
あの喉の掠れをよく表現できたなと思って感動しました
エンディングはリトルグリーンモンスターが紅のカバーをしていたのですが
(別にリトルグリーンモンスターが嫌いとかではないのですが)普通にX JAPANの紅が聴きたかったです