このレビューはネタバレを含みます
評判がよかったので期待して見に行った割には…という感じだった
B級パニックホラーの趣があって面白かったものの、戦争などの重い話もありどっちに重点をおいてみればいいのかわからなかった
一番モヤっとしたのはサヨがなにも報われることもなく死んでいったところで、まあ死ぬだろうとは思っていたけど何も救いがないなんてことあるんだ…と思ってびっくりした
上層部から見た命の軽さを表していると言われたらそれはそうかもしれないけど、映画にするなら作者なりの解決法や救いを提示して欲しかった
少なくとも物語の中だけでは「今は助けられないけどいつかね…」みたいな投げ方をしてほしくなかった
サヨが死んだ後の水木、泣き崩れたかと思ったらすぐ立ち上がって妻探しに行くぞ!てなってたし、切り替え早すぎて笑った
原作読んでればもっと楽しめたのかなと思いつつ…でもこの映画単体だと微妙だった
キャラデザは良かったから萌えてる人がいるのもあーねと思うけど、個人的な意見としては戦争を取り扱った作品でそういうノリをしてるのもな…と思う
