極道×合唱部男子の化学反応。
何だか胸が甘酸っぱくなる映画でした。
人気漫画の映画化ですね。
原作は毎度安定の未読ですが、漫画好きから支持される作品なことは見知りしており。
作者が和山やまさんと聞いて、二度納得。「女の園の星」だけは、知人に勧められて読んでいました。
このご時世にヤ◯ザと中学生男子の物語。途中ハラハラするシーンもありますが、それをマイルドにしているのが綾野剛さん演じる狂児です。
彼の程よい脱力感が何とも言えず自然体に映り、全体を中和してしました。
合唱部の中学生たちも、絶妙なちょうどよさで、後輩の和田くんや「映画を見る部」の彼なども素晴らしいキャスティング。
主演の聡実役の斎藤潤くんはイメージ的にきれいすぎる気もしましたが、思春期の文化部男子学生を上手に演じられてましたね。
この空気感好きです。
監督は山下敦弘氏。
ふとこの監督の「リアリズムの宿」が、めっちゃ好きだったことを思い出しました。
あ～、カラオケ行きたくなったわ。
