磯野マグロ

カラオケ行こ!の磯野マグロのレビュー・感想・評価

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
3.7
【大阪303ん2618】19

いやいや、やっぱりこれ、けっこうなグルーミング映画だよねえ。そう思わない?
って言うか、まったくそうじゃないと原作と乖離しすぎだし、明らかにアヤノゴーの距離感はおかしいし。濃厚に感じさせるように作って、ラス前でズバッと断ち切って「あれ、考えすぎか?」と思わせて、最後にやっぱりちらっと匂わせるあたり、野木亜紀子は出し入れがうまい。
あのメンバーのカラオケ聴いてたら、狂児がビリになるなんて初めからありえない、と思うんだけど、キタムラ組長よっぽどクレイジーなんだろうな。あと怪盗少女をあそこで歌うセンスはさすがに草。
副部長と聡実くんの父親がいい味出してた。
磯野マグロ

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