磯野マグロ

ボーはおそれているの磯野マグロのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.6
【次作も見るから】43

いつも謎ルールで進んでいくアリ・アスター映画だけど、気持ち悪いとか怖いとかそれなりに意図はわかる。しかし今回は冒頭、ああこれは毒母の映画なのかしら、と思って見てたらそのうち母要素がなくなって、そのあとはキモくも怖くもないし、「よくわからないなー」と頭から❓の林を生やしながら見ていた。とにかくホアキン大奮闘。ほんとにおつかれさまです。
最後になってああやっぱりママンとボクの映画なのね、となったんだけど、カナマラさま(?)とか出てくるし死後硬直というかマネキンだし、この映画の軸であるユダヤ教については自分がとんと疎いもので、あとで解説を聞いてなるほどねー、と。
ビックバジェットでこんな映画つくるとは肝が太い。しかもどうやら爆死らしいので、とにかくアリ・アスターがんばれ。次作も見るから。
磯野マグロ

磯野マグロ