このレビューはネタバレを含みます
2回観た もう上映終わっちゃうのが惜しすぎる。さとみくんは原作の和山先生のタッチまんまのビジュアルだし、狂児は見た目こそ当初のイメージと違えど本当に狂児だった。怖くてずるい大人、といった印象が原作よりも強かったように思う。
演技の間が原作漫画のシュールさを再現していて秀逸だった。
あとBGMが可愛い
最後の紅の中の回想で狂児がさとみに傘をさすシーン、実際の場面では傘が差し出されると同時にさとみくんの顔に影がかかるのに、回想中は逆に顔に光が射すようになっているという仕掛け(Twitter上の指摘で私も知った)、あまりもシンボリックで唸ってしまった。SNS上の宣伝で名作映画のオマージュが見られたりなど、小洒落た工夫が散りばめられていたのも好き。
いつか斎藤潤くんが20前後になったらファミレス行こ。の方のさとみくんも見てみたい