よかったわあ。
おもしろかった。
もう一回見たいかというとぜんぜん一回でいいので、スコアは低めというか、まあスコアつけるのをやめとこうかなって感じなのですが、あの漫画をこのように映画にしましたかという感動指数100点満点で言うと100点。
狂児がほんとに気持ち悪くてイイ。
今どき中学生男子の体にべたべた触るおっさんなんてヤバイ人に決まっているのだが、実際にヤバイ人なので何も言えない。
爽やかで善良なヤクザ、にはぜんぜん見えないのがイイなと思いました。
ただそのことによって漫画よりも怖さが増している。さとみくんその人について行っちゃいけないし、まして奢ってもらってはいけないよ！！と叫びたくなる。
こわい。
教習所で見せられる事故映像みたいな。こういうことやっちゃいけませんよの啓発動画みたいな。
漫画はＢＬの導入としても読めるというか、そういう漫画に出てきがちなウソヤクザ・ウソマフィアであってそこまで違和感なかったのですが。
エンディングの合唱紅がすばらしすぎた。
ここだけでぐーーーんと印象がよくなったまである。
さとみくんは合唱祭には出ず、劇的に上手になった狂児の歌が聞けるわけでもない。なんとなく不完全燃焼。というのがエンディングで帳消しになった。すごい。
