77点(100点満点中)
ヤクザ×中学生×カラオケという設定が新鮮だし、コメディ映画としてそれぞれの要素をいかしたギャグが上手く機能していて笑えた。本作は完全にヤクザを“怖い人”の記号として使っており、だからこそヤクザがカラオケを熱唱(しかも下手)してるだけで面白い。クソ長い前奏とかのカラオケあるあるも良質だった。思春期の成長モノ・青春物語としても良い塩梅の爽やかさで、ラストの展開からのポストクレジットは伏線回収もあって非常に良い鑑賞後感を覚えることができた。綾野剛の魅力的なヤクザ演技もGOOD
〈脚本〉36/45点
〈演出・撮影〉18/25点
〈音楽〉7/10 点
〈演技・キャスティング〉8/10 点
〈印象〉8/10