昔からヤクザと相反する何かを掛け合わせるプロットって映画にハマるパターンなんですよね。
【セーラー服と機関銃】は女子高生がヤクザの組長になってしまうとか、【二代目はクリスチャン】は敬虔なクリスチャンの女性が組長になってしまうとか。
この映画はヤクザとカラオケ、更にヤクザと合唱部の中学生という2つの掛け算をミックスさせている。
普通に観てると面白いんですけどね。詰めた指とか音叉とか小道具で笑わせる脚本家の腕が冴えている。
クライマックスのヤクザ映画のお約束的展開をあえて外す流れも良い。
主役の男の子って去年の川口春奈の銭湯のドラマで弟役演じてた子だわ。どっかで見たと思った。
それから芳根京子が合唱部の顧問というのはやはり【表参道高校合唱部】へのオマージュ?