最高やね

「グッドフェローズ」のスタッフや出演者へのインタビューからマーティン・スコセッシ監督の作品へのアプローチを描く。


劇中でも語られていたが「ゴッドファーザー」がマフィアを美化しすぎている、華麗に描きすぎているのに対して、「グッドフェローズ」はマフィアの汚い部分に焦点を当てて暴力を意識している作品だというのがよく伝わる。
「名監督＝偏屈な人」このイメージが強かったのでマーティン・スコセッシが出演者に自由に演技をやらせているのは意外だった。

2025(73)
Blu-rayの映像特典である、
・メイキング・オブ・グッドフェローズ
・グッドフェローズの伝説
・ギャングの日常
・ストーリーボードから映画へ
以上の4つを鑑賞。

マーティン・スコセッシ監督のこだわりの強さと映画制作にかける想いがよく分かった。
そりゃ神映画も作れますわ。
後輩の映画監督たちにも多大な影響を与えていて、フランク・ダラボンは『ショーシャンクの空に』を撮影する際に何度も本作を見返したそう。
実際のヘンリー・ヒルが言うには、本作の99%は現実のまんまらしい。
『グッド・フェローズ』という映画はフィクションにあらず、もはやドキュメンタリーなのである。