映画版イコライザー最終作の第3作目。
イタリアはシチリア島でミッション中、ちょっとした油断で負傷したマッコール。
自分を救い治療し、町の一員として受け入れてくれた人々に感謝し、引退後の生活を考え始める… が、町の人々を苦しめるマフィアやその手下たちの存在に気づき、戦いを決断するストーリー。
シチリアの街並みが美しく、マッコールさんの日常パートは前2作と同じくヒューマンドラマ。
が、悪人への怒りに火がついたときのマッコールさんの殺戮っぷりが洒落にならない……！
音での煽り、血飛沫、どこから現れるか分からないマッコール… と、演出も含めもはやホラー笑
そしてそうなると分かっているから、ヒューマンドラマパートも、町の人が善良であればあるほど「マッコールさんが怒ったときが怖いよ…！」とヒヤヒヤ。まさに新感覚スリラーだったwww
マッコールさんは死の天使と言うよりもはや死神だね…！
主演のデンゼル・ワシントンが見た目の印象以上に高齢なことを除けば、まだまだ続編を作れそうな気もするけれど。
マッコールさんの引退後が想像できる晴れやかなラストも含め、最終作を意識した物語として良かったと思う。
