あんがすざろっく

イコライザー THE FINALのあんがすざろっくのレビュー・感想・評価

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)
4.2
やた〜‼️
観て来れました‼️
上映時間が全然合わなくて、車でちょっと遠出しました。

しかも娘が学校から帰ってくる時間には、家にいなくてはいけない。
計算すれば、ギリギリ間に合うはず。
果たして、ミッションは成功はするのか👊


んじゃなくて😅

ロバート・マッコール、三度スクリーンへ。

今までのシリーズもそうでしたが、今回はスタートからガチでR15指定。
こりゃマジでグロバイオレンスだ。


イタリア、シチリア島での暗躍後、深傷を負ってしまうマッコール。
撤収の途中、見知らぬ土地で意識を無くしてしまうが、町の医師の処置のおかげで大事には至らなかった。

マッコールが運ばれたのは、イタリア本島の田舎町。
最初こそ歩くのもやっとだったマッコールも、医師の治療や町の人々との交流を重ね、傷の治癒と共に心の平穏を取り戻していく。
ここが自分のあるべき場所、そう感じ始めたマッコールだったが…



作品の出だしは、これぞイコライザーシリーズと言えるハードな描写。
そこからしばらく、マッコールと町の人々の暮らしが描かれます。
この町並みがとっても良くて‼️
マッコールでなくとも、心が安らぎそうです。

その町の暮らしに影を落とすマフィアの集団。
マッコールは真っ当な生き方をしようと、自分を戒めます。
首を突っ込んではいけない。

観客はきっと思うはずです。
よくもこんな非道の数々を。
これ、撮影も大変だったんじゃないかな。
スケールとかアクションとか、そういうのじゃなくて、俳優さんのメンタルのコントロール。
特に女の子。
映画と分かってても、腹の底が煮え繰り返る。
マッコールも我慢に我慢を重ねます。


そして、マフィアがついにその一線を越えた時。
もうマッコールは黙っちゃいない。

観客の胸の内も代弁するかのように、彼の
怒りは爆発します。


決して気持ちのいい作品ではないです。
マッコールが本気を出すまでは、目を覆いたくなるような所業が描かれます。
だからこそ、マッコールの怒り心頭がビンビン伝わってくる訳ですが。

今回、町の話ともう一つ、冒頭のシチリア島での話が描かれるのですが、このシチリア島の一件に絡んでくるのが、CIAの捜査官、コリンズ。
マッコールの助言やヒントを得ながら、事件の核心に迫ります。
演じたのがダコタ・ファニング。
もうすっかり大人の女優さんですねぇ。

完結編としては、申し分ないですが、胸がスカッとしたのは、やっぱりパート1が一番だったかな。
勿論、ほんの少しの差ですけどね。

でも資格試験前から、終わったら絶対劇場で観ようと心に決めていた作品だったので、大満足です。

ふっと思ったこともあったので、それはコメントでネタバレ。




さてさて。
レビュー冒頭の帰宅ミッションは成功したか。

映画を観終わって車に乗り込む。
気分はまだまだイコライザーから抜け切らず、マッコールさながらのドライブテクニックで(嘘)愛車のCUBEを走らせる。

時計を睨む。

残り10分程度。
いつも走っていると空いている道だが、今日は何故だか前が詰まっている。
焦るな。まだ間に合う。

軽い車の渋滞を抜け、家が近づく。
良かった、3分程早く到着した。

と思ったら。
家の前では既に娘が友達と喋っている。
あれ、時間早くない?

聞くと「いつもより10分早く下校になった」だって。

まぁとりあえず、ミッション成功…
あっぶねぇ😅
あんがすざろっく

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