このレビューはネタバレを含みます
大大大好きな、虚無顔で悪人をゴミのように排除するおじさんの続編！！
悪人戸惑いからのスタート。おじさん2以降もいっぱいお掃除してきたんやろうなぁ。
初手にしてまさかの方向から怪我を負って行き着いたシチリアの田舎町で穏やかな几帳面生活開始
いい街並みだなぁ。のどかなリストランテでの喫茶や、夜の食事を楽しむ風景、街中での他愛のない挨拶、夜の街の壁を使った映画上映会。綺麗だなぁ。
そんな中、虚無おじの「次の獲物みーっけ」そんな声が聞こえそうな魚屋集金シーン
そこからはホラー映画を見てるみたいだった。いつお化け(虚無おじ)が出てきて登場人物を殺すのかドキドキ
ほんでもって着々と奇襲をかけられ、下っ端が哀れな声を上げながら、虚無顔に潰されてく。
ゴールは悪人全排除と最初から決まってるわけだが、最後の、街に脅しをかけられて激オコな虚無おじによる、マフィア襲撃はもはやスカッとアクションというよりはもう恐怖。
マフィアボスの顔、恐怖で歪みまくってんじゃん。今までで一番虚無おじサイコパス感が全面に出ててよかった。ちな今回虚無おじ冒頭の怪我以外無傷。3作の中では1作目ロシア産ドSイカれポンチ、2作目虚無おじ一番弟子、3作目半グレ集団みたいな規模感のマフィア(出てきた奴ら合計20人いった？)と比較的弱し。その分虚無おじの怖さが際立ちました。
悪人さんたちよ、酷いことを散々しておきながら、何故びっくりしている。どうして同じようなことが自分起きないと思った。
やった(やろうとした)らやられる。改めてイコライザーのタイトルにしっくり。
種明かしのシーンも良かった。
今作の悪人は全部、ついでの排除だったのね...。なんともまぁ。しかも友達でもないタクシーの客の年金のため。であるならば、しょっぱなはオーバーキルな気がしないではないが、まぁ虚無おじだしいいか。
CIA調査官の写真のシーンは変な声出た。「Why me？」
納得
能力見てとかそういうことかと思ってたけどドチャクソ私情挟まってたわ。
大変に満足。
唯一残念なのは...the final.....
もっと虚無おじの一方的暴力みてーよ！！
