見始めてからたびたび「なにこれ？」「え、なにこれ？」ってい言いながら観てて、なんだろと思って、原作はラノベか何かかなと思ったら脚本家が10年間暖めてきたオリジナル企画なんだそうな。個性的なキャラが登場するけどいろいろあざとさが気になってなかなかこの映画の正体がつかめないようなムズムズ感があります。フォロワーさん誰も観てないし、去年こんなの公開されたっけと記憶をたどるもなにも思い出せず。きっと上映館数も少なくすぐに終了してしまったんでしょう。
結局この映画はなんなのかというと、大雑把なジャンルで言えば「同居ラブコメディ」ってところだと思います。いろいろゆるゆるなんだけど、そのゆるゆるも何かの模倣を思わせるような既視感のあるゆるゆるなんですよ。ベテラン監督がなんかちょっと無理してるような感じが否めないんですよね。
散々ツッコミ入れてる割には点数高くね？ と、お思いでしょうが、ちょっと、いや、かなりの贔屓目が入っているからなんです。なぜならば……私は関水渚ちゃんのファンだから。「町田くんの世界」を観て以来のファンなんです。ああ、関水渚ちゃんはかわいい。いや、かわゆい。なぜこんなにかわゆいかというと、かわゆい星からやってきたからとしか思えないんですよ。へ〜、普通じゃね？ と言う人もいるかもしれませんが、私にはかわゆくしか見えない。そのかわゆさは、韓国ドラマに出てくる財閥の全財産に匹敵するほどの価値があると思ってます。私は。だから本当は星1.5のところを３.6になってしまった次第……。
この映画には良いところは少ないけど悪いところはほとんどないとも言えます。小さな小さなたわいのないお話が好きな人だったら観ても楽しめるかもしれないですねぇ。
