【KAIDAN】
ということで、今月も無事開催出来ました「dm的映画祭」。
最近のdmは先月までの激務がまるで「懐かしい思い出」かのように、ほぼ穏やかな日々を過ごしております。う~ん、お茶が美味しい。
ってな感じで、精気を取り戻したdmは今月も今月とて調子に乗って「4本鑑賞ロード」です。
ちなみに今回のラインナップは「劇場版モノノ怪唐傘」「あのコはだあれ?」「ロイヤルホテル」「めくらやなぎと眠る女」と、まぁまぁまぁバラエティに富んでますね~(他人事)。
で、その中でもこの「モノノ怪」って、実は鑑賞前からちょっと期待してまして。
っていうのも、以前から何となくタイトル+αくらいな感じで知ってはいたんだけど、中々タイミングやテンションが合わず観てないっていういつものやつでしたが、それでも、その独特の絵の雰囲気がずっと気になっていて、今回の≪劇場版≫の話を聞いた時は「是非劇場で観てみよう!」と。
まず、何と言っても作画が美しい。
「上手」とか「実写さながら」とかともちょっと違う、そう「美しい」。
きっとこれは個人的な感覚(感性)による部分も大きいと思うので、人によっては「生理的にムリ」という方もいるかもしれないけど、個人的にはこの作画のテイストがとても心地よく感じられて、ず~っとトリップしているような不思議な感覚でした。
新しいのに懐かしい。
ポップでサイケデリックなのに、ずっと「レトロ」なテイストであり続ける。
何て言ったらいいんだろう?
こんな場所、こんな映像は初めてなのに、何故かずっと「懐かしい」っていう感覚が続く。
ってな感じで続きはネタバレも含むゆえ、フィルターをかけて「大奥」の更に奥に隠して御座候。