すんげー話だし、本当に見ていてつらい。
しかし深掘りされないけれど、
少女の両親の話もベトナム戦争の影響から
偽造小切手使用による勾留の話まで
運命の恐ろしさと不条理さが凝縮されている。
この死刑囚さえも公的な施設での暗い幼年期があったから
ここまで異常な人物になってしまったんであり、
どうしても社会の不完全さを感じる。
まぁ完全になんて一生ならないのだけれど…
死んでしまったものの取り返しのつかなさはもちろんあるけど、
幸いにして健在な娘の存在は救い。
しかも元気に子どもも生まれてる。
墓ができたことも、こうして関係者がバンバン出てくるのもすごすぎ。