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空気殺人~TOXIC~のシネマのネタバレレビュー・内容・結末

空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2022年韓国映画

実際の事件を基にしている
エンタメ性もあり、とても面白かった!!!

国が認証しているけれども、それは洗浄剤として
でも、加湿器の水に混ぜて使用することによりカビを繁殖させないという触れ込みで販売
その使用方法により空気中に放出、結果的に吸入する形になり許可を与えた使い方ではなかった

そのため肺疾患により死亡者が…

原因を調べ、企業責任を追及する主人公たちの闘いを描く

企業側は問題を認識していたが、製品回収(リコール)などの対応をしていなかった

議員などがその隠蔽に関与していた

などがキッチリ描かれていて良かった

日本なら消費者庁消費者安全課が管轄になるのかな?
責任を押し付け合う様子に、日本も縦割り行政の弊害で所管が明確ではないため消費者庁が出来たんだったよね?と思いながら見た

医師が主人公なので、今、韓国で医学部入学定員を増員するためにストが起きていて患者に皺寄せが来ていることが頭を過った

韓国は映画で社会に問いかけ、法改正したことがあるということで、すごいなぁ…と羨ましく思う
エネルギーがあるよね
この事件はまだ裁判が続いているらしいしね

イギリスもドラマで富士通のポストシステムの不具合による大規模な冤罪事件のことを放送して光をあてたそうだしね

日本もそういう作品を作ろうよ!って思う
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