夜行列車に乗ったカリート

バーバリアンの夜行列車に乗ったカリートのレビュー・感想・評価

バーバリアン(2022年製作の映画)
2.0
けっこう売れたらしいホラー映画。
怖くもないし現実味もなく、残念ながら、なかなかに退屈な印象。

仕事の面接のため、デトロイトの家を借りることにしたテスだが、そこには既に別の男が宿泊していた。他に行く当てもないので仕方なく一緒に泊まることにするが、地下室で妙な部屋を見つけてしまい…という話。

いつもホラー映画にはあまり恐怖を感じず、そのためか面白いと思った事は少な目です。フラットな感情で見てしまっていて、映画の展開内容に「こんなん無いだろ」と冷静になって冷めてしまう自分がいます。

そして本作。
やはりかなり冷めて見てしまいました。

展開がどうこう言うよりも、説明も無く起こり得ないことが淡々と起きていて(そんなん言っても映画作品なんでしょうがないんですが)、その事がホラー映画で重要な恐怖心を削いでいると感じました。

前半のビル・スカルスガルドとの会話劇は良かったんですがね。そこだけです。

あの状況下で、あの筋力を維持できるトレーニングがあるなら、俺が教えてもらいたいわ。