☆誰もほんとうの自分をみてくれない、葛藤の中でもがいて生涯を終えたノーマジーンの悲惨さと華やかな世界で輝くギャップを描いていて、吐き出せない苦しさが伝わってくる。
☆映像が古きよき黄金時代の映画を超高画質にした感じで、シックで最後まで美しい。ドキュメンタリータッチになったり、白黒に変わったり、ゆっくり動くカメラ導線、途切れずに音や光が繋がっていく構成が暗示的で良い。
☆マリリン・モンローにそっくりで、ビジュアルもスタイルも虚ろな表情も、声や話し方まで同じで、凄い。
☆序盤からとんでもないシーンの連続で、衝撃を受ける。
☆マリリン自殺の国絡みの陰謀論も真っ向からストーリーになっているのは、良い意味で驚いた。
☆ファッションも、綺麗に巻かれた金髪に、黒のタートルネックとカプリパンツが、50年代の雰囲気全開でお洒落だった。
☆内容の割に時間が長かったのは残念。
