先日『お熱いのがお好き』で初めてマリリン・モンロー作品を見て興味を持ったので、彼女の生涯を描いた作品を鑑賞。
いやー、この作品2023年のラジー賞を獲得しちゃった作品でしたか。正直それも納得の作品でしたね。167分という長尺に対して見た満足感とかは全くなくて、マリリンのことなんて正直あまり知らなくて当時のセックスシンボルとされていたことぐらいしかわかりません。
だからこそ彼女の人としての魅力みたいなものが知れたらと思ったわけですが、わかったのは幼少期のつらい経験と父親像を求める思い。正直それくらい。恐らくもっともっと魅力的な女性だからこそ伝説の女優だと思うのだけど、そういう魅力が全然描けているように感じませんでした。
アナ・デ・アルマスは体張ってましたね。露骨にヌードだったり濡れ場だったりをこなしているので、もうそれを拝めただけでそういう意味での満足感はありますが、それはいい映画を見た時の満足感とは違うわけで。
いろいろあって若くして亡くなってしまったってことは知っていましたが、見終えてもあまり変わってないというか、何も得られない作品というのも久々。
なんか映像としても不思議な撮影？編集？が多くて、アスペクト比いじったりカメラワークが独特になったり、そこに意図も見出せず。アナ・デ・アルマスが頑張ってたってことしか覚えていない作品でした。
