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女経(じょきょう)のペコのレビュー・感想・評価

女経(じょきょう)(1960年製作の映画)
3.9
女性の魅力がじっくりしっとり味わえるオムニバス映画!

「耳を噛みたがる女」
若尾文子様の小悪魔っぷりに自分もメロメロになりつつこのような強くて優しい女性に憧れると共に惚れてしまった次第であります。(*ノノ)きゃー
川口浩はおぼっちゃまが似合いますねぇ。微笑

「物を高く売る女」
こりゃいかにもな妖艶さと胡散臭さプンプンの山本富士子様。でも今度は男の方が一枚上手。「よかったわ、しくじって♡」
なんてロマンス…。

「恋を忘れていた女」
宿屋の女将、京マチ子様。貫禄ある所作と訛り!こんな美しさは日本だけ!
「騙されてもいいのよ」
深いお言葉。恋をすることこそが女を綺麗にする、幸せにする。いつまでも女であることに誇りを持ち続けたいと感じさせてくれる話でした。
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