【エロ本よ さようなら】
そんな一本
サブカル雑誌好き女子が念願の出版社に入社
が、配属希望していた雑誌は廃刊
代わりに配属されたのはエロ本編集部だった
東京オリンピックに向けて
「健全さ」をアピールするため
大手コンビニエンスストアの店頭から
成人向け雑誌が姿を消す2018年〜2020年辺りの
出版社業界を舞台にしたお仕事ムービー
映画だからといってラストに向けて
ミラクルが起きる訳でもなく
ただ淡々と電子書籍の台頭と政治的なアレと
コロナの影響で斜陽産業化したエロ本業界と
出版関係界隈が描かれるのがリアルで良い
たかがエロ本、されどエロ本
どうしたらエロスを読者に
感じとってもらえるかを試行錯誤する
成人向け雑誌編集部の仕事っぷりや
今なお紙のエロ本がどこにニーズがあるのか等
その辺りが学べたので観てよかった
コンビニのような皆が目にする最前線に
エロ本が置いてある必要はないと思うけど
何処かしこからもエロが排除されて
エロがあるのはネットの中だけ…ってのも
なんだかそれはそれで
不健全な感じがするけどね