まんら

エゴイストのまんらのネタバレレビュー・内容・結末

エゴイスト(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

BL系の映画としては恋愛一辺倒で無い点は中々新しい

ただ後半を主体とするなら前半に無駄が多すぎるし、前半を主体にするなら後半長過ぎる

ゲイ視点で観ると、鈴木亮平のゲイの演技が下手過ぎて違和感ありまくり。今時あんなにコテコテのゲイはそんなに居ないし、濡れ場シーンも違和感有る演技で興醒め。濡れ場シーンが不自然なのに複数回有るのも醒める要因
氷魚のウリ専設定があるので濡れ場シーンがゼロだと不自然になりそうだが、正直コレ系の映画は下手な演技する位なら濡れ場シーン無い方がいい

それと、この映画にゲイというだけで(それなりに有名なゲイの方々)、演劇素人を出演させる意味ある??
しかも表情や演技下手でそこも違和感

後半はとても良かったが、それは阿川佐和子の存在が大きい。鈴木亮平も下手くそなゲイゲイしい演技をしていない事も有り、とても良く、自然とストーリーを楽しめる

前半は、、、後半は良かったので評価が難しい所だが、演技に違和感ある時点で高評価は無理かな
ただ、「ツマラン」とか「駄作」とは言えないので、自身の生い立ちだったりで評価が変わる作品かも

エゴイストというタイトルは、ラストのエゴイストの説明?(シーン)で陳腐に成り下がった。
エゴイストの捉え方は人それぞれだし、生き物は基本エゴイスト。なのでアレは邪魔。観客に委ねるべきだったとは思う。
まんら

まんら