肉鹿

スピード&ラブの肉鹿のレビュー・感想・評価

スピード&ラブ(2022年製作の映画)
3.6
スポーツスタッキング。それは0.0001秒を競いカップを積み重ねたり収納したりする競技。競技以外の出来事は"ドラマ"と切り捨て大人になってしまったチャンピオンと支えるうちに30歳になってしまった彼女の自立の物語———ナワポンタムロンラタナリット監督作品。

どコメディじゃん😂
こんなコメディ強めの作品も作れるんだ、ナワポン!ていう器用さですこし笑っちゃうw

「ジョン・ウィック」や「96時間」などの実在映画のワードを交えつつ、タイトルからして「ワイルドスピード」の英題をオマージュするという大胆不敵さ!
さらにわたしはどんどん増えていく使用人のときに「パラサイト」展開も考えてたよw

そんな数々の映画愛を感じさせるけど、音楽の使い方がすこしワンパターンで飽きてくる。緊張感ある音楽 → 裏切りのボケが132分という長さのなかに多すぎて予測できちゃうからつまんない🥱

この小ボケの多さで主人公が、福田雄一監督作品に出る時の賀来賢人さんにだんだん見えてくるから不思議ですw

でも恋人同士の距離感のいざこざはやっぱり洗練されてて好き🥰
たっぷり笑いを交えながらも、共感度高いうえに新鮮なすれ違いあるあるぶちかませられるのがかっこいい!排水溝に溜まる髪の毛問題は世界共通だね😂

タイあるあるとしては牛を買って解放すればするほど願いが届きやすくなるのが1番なにそれー、てなったw
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