このレビューはネタバレを含みます
去年見たかった映画の一つ。
ドラァグクイーン仲間の突然の死を悼み、生前の秘密を守り、最期を見届ける映画。
ズブ子さんがトラブルメーカーな事で起こる面倒事が6割くらいある、けどいちばん乙女で憎めないし、芸能界にも片足つっこんで1番儲けてるから他の2人に奢ったりしている。実質人気者なのも分かる。
モリリンはぶりっこピュアでかわいい。ヴァージンさん(滝藤さん)スタイルよすぎ。
3人ともキャラがかぶっていないのがすごかった。3人がここまでするなっちゃん、よっぽど面倒味が良い姉御肌だったんだろうな。
ビンタのシーンで「あんたにお似合いのチークよ」のセリフ格好良すぎる。黒いヴェネツィア風日傘ほしい。
本当の自分を見せるダンスシーンが良かった。本編の中で直接的にひどい差別があったわけではないけど、人と違うだけで過去そういう経験があるのを伺わせてしまう、自分を表現することを躊躇ってしまう癖がついてしまうのは理解ができる。田舎の方が偏見ひどそうなのに寛容的で本当によかった。
棺のシーンは泣いてしまいました。
生前はどうだったかわからないけど、
あんな息子と良い関係性の母親が知らないわけないんだよな。
エンディングの曲も良かった。