初っ端から地獄地獄。見てられない。
（映画がではなく描写が）
社会の嫌な部分集めましたみたいなシーンばっかりで、そんな中を生き抜くそばたさんは掃き溜めに鶴でめちゃくちゃカッコよかった。全く理解できないけど場の空気に合わせて笑っちゃうのとか身に覚えがあり過ぎて痛い。
今一歩の気持ちの追いつかなさ
あっちゃんがシンデレラは男目線だと語るシーン（言ってることはよく分かるんだけど）、チェロのシーン、母親との関係とか感情の盛り上がりに追いつけないことがあった。私の想像力と経験が足りないのかもしれないが。
アセクシャルのことはよく分かっていなくて、その理解には多少の想像力がいるかと思っていたのだけど、むしろ全てに共感できて。（もうちょっと共感できないところもあって良かったかもごにょごにょ）
あんなに干渉してくる母親と恋愛の話しかしない友達と嫌な気持ち押し込めて適応したふりしてる妹がいたら私だって結婚しないわ。
私が日頃からヘイトを溜めてるせいかもしれないけど、そばたさんが出会う理不尽とそれへの怒りみたいなものを多く受け取ってしまって、理不尽をぶつけてくる人の持つ痛みとか、理解し合えるひと時の喜びとかに目がいかなかった。ほんとはあるはずなのに。
そんな、北村匠海が理解してくれただけで全部チャラになるわけじゃないかんな！みたいな気持ちになりました。
クソみたいな社会はもうほっといて、
とりあえず友達と、わかる人と社会つくってこ、みたいな夢をあっちゃんのところあたりで見てしまったからそのぶんの落胆かも。結局無理なのかよ、、
結局そばたさんは1人で生きていくのかな、恋愛の1人でも寂しくないと、友達のそれとは違くない？
・高校時代、英語の課題だった白雪姫の感想文に、「よく考えてみたらこの子綺麗なだけで何もしてないなって思いました。」とか書いたことを思い出した。
