このレビューはネタバレを含みます
直視できないシーンがたくさん。
その残虐性に、恐怖しながら、憤りながら、「でも自分があの場にいたとして、他にどうすれば良かったの...?」と重たいものを抱えて帰った。
被災地に行った夫を待つ妻に、捏>>続きを読む
みんな何かの当事者で、
それぞれの「ままならさ」を抱えている。
それが身近でリアルな「ふつうのこと」として描かれていたのがとても好きだった。
自死遺族の集まりに冗談や笑いがあるのも。出てくる学生に外>>続きを読む
絵画みたい。色が好き。
そんな都合よく1曲で?と思うのは私が疑り深すぎ?
周りの人みんな幸せそうじゃなかった...
差別があからさますぎて現実味が薄いと言うか、逆に(差別する側が)差別意識に囚われ>>続きを読む
好きです。最初のシーンから最後の終わり方までまるっと。とんでもない完成度。
エンドロール後深く息を吐いて、客席に沈み込み、そのまま動きたくなかった。現実世界に帰ってくるのになかなか時間を要しました。>>続きを読む
誰かがこれ観たのきっかけで高知に惹かれて越してきたんだって言ってて。
人物描写の古さと、でも私たちの時もそうだったなと思える様な普遍性と。りかこは魅力的だし、杜崎くんいい男すぎる。でもこんな子確かに>>続きを読む
ほんとに「かける」んだーって思った。
筒井康隆原作、映画で見るの初めてなのでこんな感じなんだってにやにやしながら観てたら後味が夏の青春映画だったのでおおーってなった。すき。
旅行で済州島行ったのに4.3のこと何も知らなかったこととか、戦後韓国の(独裁政権による)復興を経済的に支援したことで日本の加害が少し軽減された気になっていたこととか、認知症だったうちのおばあちゃんが去>>続きを読む
ババールの眼。
強く静かで、絶望と希望を湛えた眼。
そこに至るまでの経緯が明らかにされていく構成、私は結構好きだった。
泥沼化するIS報道の中でも、ペシュメルガ(の女性兵士)のことは希望を持って触れ>>続きを読む
今の自分は、生徒から先生の視点に変わるちょうど過渡期な気がしていて。そんな今観れたことがとても嬉しかった。
アイルランドのことを知らなかったので、てっきり哲学が一般的に教育に含まれてる北欧的な国なの>>続きを読む
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本がずらっと並んだ塔の中に入っていく辺りで、この物語が最高で好きだと決めてしまった。
分かったか、と問われるなら分かっていないことが多くて、理解するためにもういっかい観たい。
でも理解できない、説明>>続きを読む
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「限られた人にしか手に入れられないものは幸せとは言わない」
すごく美しい物語に見えた。私の頭がお花畑だからだろうか。
冒頭、拉致のあかない病んだ職員室にイライラしながら、「いかにしていじめとそれ>>続きを読む
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せっかく高知に来たので鑑賞その2。
サマーウォーズとハウルがよぎることたびたび。画も綺麗。音楽はもうさすがの中村佳穂さんでした✨
感想を聞くとみんなが「音楽は良かったよ」と言うのでストーリー性心配>>続きを読む
おもしろかった!わくわくした
リアルな世界のブルックリンとゲームの世界がつながってるから、感情移入もできて作品への没頭もできるのが嬉しい。笑いどころが多かったのも楽しかった。
個人的には(ゲーム禁>>続きを読む
舟木一夫って名前聞いたことある!くらいしか昭和映画の知識がなかったけど、満足度高かった。
正直昔の映画ってお決まりのストーリーだと思って舐めていたので(失礼)最初はそれを楽しんでいた節があったのだけ>>続きを読む
あらすじをあまり読まないで行ったので、序盤から何何何何?って感じで楽しかった!
ちょうど良いポップさ。
限られた世界や人で展開されるとんでも設定が心地よい。愛すべきくだらなさも、あんま深く考えすぎず>>続きを読む
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小説の主人公はキムタクで、彼のモデルはキムタク演じる日本人で、でも後半はキムタクがトニーレオンで...みたいな。人物と時系列と虚実が入り混じって。年号覚えるの苦手なので結構頭使いました楽しかった。>>続きを読む
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こーすけと出会ったことでりゅーたが自分のエゴに気づけた(戻れないという意味では、気づいてしまった)のかな、と思ったけど。
きっとこーすけがエゴイスト、なのだろうね。
エゴは愛、とは言えないけど愛はエ>>続きを読む
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「力は"ノー"の中にあるのよ」
1作目から2作目の流れがしんどすぎて映画館を出ようと思ったくらい。太鼓の音に注意を向けることでどうにか見れた。
総じてイランで生きる人の力強さが印象的だったが、重>>続きを読む
自分の中の植民地主義への怒りが先走り、完全に波長合わせをミスりました...
少年を助けるシーンで漸くこれはサーカス見るテンションで行くべきやつだと理解。
えっ空中ブランコ?猛獣使い?虎は美しかった。>>続きを読む
無限列車後にハマった勢なので「鬼滅はいつか映画館で見る」と決めてたことを思い出して行ったのだけど、これは復習しとくべきだった..とちょっと後悔。遊郭編9話だけでも見返しとけばよかったな。
序盤のMV的>>続きを読む
ガンダムじゃなくてムリダンガム。
思ってた100倍多彩な音が出てまず驚く。
指すごい。力強いのに細かな音たち。
正直音楽とダンスの映画だと思ってたので、彼や父の出自の話で物語にぐっと深みが出て惹き込>>続きを読む
あんなにムカついたのにスッキリした気持ちで映画館出られてびっくり。なんでだろ
三好のことは全然理解できなかった。したくなかったのかもしれないけど。
逆に理解できなすぎてもっと知りたい感はある。ただの>>続きを読む
初っ端から地獄地獄。見てられない。
(映画がではなく描写が)
社会の嫌な部分集めましたみたいなシーンばっかりで、そんな中を生き抜くそばたさんは掃き溜めに鶴でめちゃくちゃカッコよかった。全く理解できな>>続きを読む
よかった。よかった......!
心地良い
見た後自分の中に芯ができているような
ケイコが。
魅力的?かわいい?どう形容すればいいのかわからないけど、見入ってしまった。
表情......!
声>>続きを読む
映画っていうかバスケだった。
原作1ページも読まずにドルビーアトモス突入したけど、1人1人の背景がだんだん見えてくる感じが楽しかった。アツい。
でも原作読んでからの方が1000倍楽しめるな
感想がふわふわして、まとまらない。
たぶん1番の原因は、「子供に対する母の思いは、自分が母親にならないとわからない」と思ってること。
根底にあるのは「わかりたい」という気持ちのはずなのに、安易に「>>続きを読む
なんか男の子たちの世界って感じ。
小さい頃本で読んだけど、通ってこなかった世界。不条理な世界。力で勝負の。
「17歳の瞳に映る世界」とか「友達のうちはどこ?」とか、子供が主役のロードムービー見てる>>続きを読む
最後まで楽しみ方がよくわからんくて、
なんか終始怒りを持って観てしまった。
神にでもなったつもりか?って感じ。
(コメディなの?見方ムズ...)
クリストフはもちろん、彼の人生を「消費」してる視聴者に>>続きを読む
言語化するのが難しい
山田くんが風呂に入り
米を炊き
いただきますと手を合わせ
ご飯を食べて
人と話し
口元を緩め
笑うのを観ていた。
みんなの事情はわかったりわからなかったりした。
わから>>続きを読む
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素敵すぎる。
原作未読だけど章立ての構成や描写に小説らしさが残っていて、とても好きだった。
自転車2人乗りのシーンが印象的。
苦しみや悲しみの中にあっても、その終わりが見えなくても、そんなことを忘れ>>続きを読む
重厚で華やかな色と音。
目が楽しくて、ずっと浸っていたい
展開や表情をそのまま受け取るだけで充分満たされたのだけど、心の機微や彼らの選択を自分のフィルターに通して言語化するにはまだまだ人生経験が足り>>続きを読む
ふらっと行ったら席が9割メンズでびっくり。なるほどヒロインが可愛い。
ホラーが超苦手な私でも大丈夫な、素朴であったかいストーリーでした。2人の表情ややりとりが可愛くてにやにやしちゃう。
特に大きな>>続きを読む
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松村さんのお声目当て100%で伺いました。初っ端から素敵なホクロをありがとうございます...!
新海作品はあまり知らないのだけど、さすがの完成度でした。拍手したい気持ち。壮大な世界と物語に飲み込まれ>>続きを読む
美しさと汚さが混在
そのバランスが私には奇妙に思えて落ち着かないのだけど、それが故にノスタルジックで生々しい、レトロなのにリアルな、不思議な魅力になっているようで
初ウォンカーウァイ作品、もしかした>>続きを読む
奇跡的にポスターのネタバレを目が拾わずに見に行けたので、展開にえっ!?ってなれて最高でした。
......こんなに幸せな映画ある?燃ゆる女〜もトムボーイも厳しい社会、のイメージがあったのでかわいさ暖>>続きを読む
タイトルとポスターで絶対良い!と決めたのだけど
想像していたよりずっと、
鮮やかで
生々しくて
痛くて
狭くて
消化しきれなかったゾワゾワが胸に残っている。
共感、ではなくて。
浸る、でもなくて。>>続きを読む