かくわ

はだかのゆめのかくわのレビュー・感想・評価

はだかのゆめ(2022年製作の映画)
4.0
生と死に境界なんて無いと言わんばかりの不思議な空間。
だけど、鰹の藁焼きのシーンは揺るぎない生を感じた。というか、おじいちゃんのシーンはみんなそう。所作が本物すぎて、役者じゃないなとは思ったけど、監督の実のおじいさまでした。

キャストの数も少ないけど、それ以上に対話のシーンも少ない。けどそれも映像と音楽が伝えてくれたような気がした。
頭ではわからないけど、感覚では分かる。

パンフレットには(不思議な)シナリオが収録。

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2023/01/15 松本CINEMAセレクト
アフタートーク
唯野未歩子さん
古厩智之さん(映画監督/唯野さんの旦那様)と途中から登壇

・脚本を読んでよく分からないとは思ったけど、母親が息子を思う気持ちに共感して出演を決めた。

・実際の監督のお母さんの映像は見せてもらったけど「再現ドラマ」にならない様、歩くペースや話し方を気にしたくらい。

・息子役の青木柚さんとは、役どころもあるので距離は詰めなかった(撮影もほぼ別日だったそう)

・虫や風、川などの環境音は後で編集したもの。

・鰹の藁焼きはみんなで食べた。

※ 古厩さんの「音楽の様な作品」という感想がすごくしっくりきた。

2023-019-017
かくわ

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