戦いは本能より母性と捉えても良いかもしれない。
ヒーローの対作品としたヒロイン作品くらいの軽い気持ちで手を出す事は許されない作品だなと。
なんと言うか、ワカンダフォーエバーって言いたくなる気持ちに激しく同意なんだけど！そうじゃないーーーって言うジレンマに地団駄踏む感じでした。
ただ、奴隷制度時代の話なので視聴する際は各自気を付けた方が良き。特に女性。第三者目線より当事者目線の再現はあるので…。
個人的にブラックパンサーともののけ姫を足して2で割って、味変用にブラックパンサーを少しだけ入れたと感じた。
↓↓↓以下ネタバレあり↓↓↓
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ナニスカぁ！ラストのナウィに不器用ながらも笑顔を返す姿に全私が泣いた。
あの笑顔は賞賛だしスタンディングオベーションクラスの演技だった。
武神ナニスカから母ナニスカとしてだけのシーンで、作品中あの一瞬だけで弱く可哀想だったナニスカでもない純粋な母のみのナニスカだったの、俳優さんの演技力…
ブラックパンサー的なの予想してたが、いい意味の裏切り。
リアルに白人が黒人奴隷で商売していた現実はあるし、またアフリカメインでその制度でしか他大陸と渡り会えなかった現実があるので、何とも言えないし、事実女性のそう言った被害は今なおあるからね…だからってリベンジの方法に暴力を選択する事を良しとしてもいけないよなぁと言う、ね…
ナニスカの復讐としてのタイマンは素晴らしいとは言い難い。
ただ、誇りを守る為の戦いはもうそれは権利を主張してるよねって話だからなぁと。
女性戦士が男性戦士と戦うにはやはり身軽さを活用するのがコスパ良いなと痛感。ヤリでリーチをカバーしたり爪を研ぐ。縄とてこの原理で体格差を無効化とか。
ナウィ役の俳優さんも若いと思うがあの内面的重さが素敵だった！
推しはイゾギ。複雑さは無いかもしれない。万人に好かれるキャラだと思うからこそ、ナウィ役の彼女渾身のイゾギとのシーンにナウィの感情に完全に引っ張られた。
いやぁ、複雑な内容をコンパクトでいて明確なキーワードをちゃんと伝えてて、良作でした！
あとやはり歌詞の無い音楽だけは万国共通だなぁと再認識。
