キネマ旬報社刊の「女優 浅丘ルリ子」が『直筆サイン入り』で販売されていたので、ついつい買ってしまい、機会があれば浅丘ルリ子出演作もできるだけ観るようになった。
この映画も、その一環で観た映画。
自分にとって、石原裕次郎はやっぱり『「太陽にほえろ」のボス』であり、昔の日活映画でロマンティック&アクションを演じていて不思議な感じ。
また、本作も、石原裕次郎の唄が映画冒頭や映画終幕時に流れるあたり、「この映画もか~」という感じ。
船上から始まるこの映画、物語は舞台を長崎に移して、冤罪証明するために動き回るタフガイ(石原裕次郎)と彼を好きになった女性(浅丘ルリ子)を中心に展開するドラマ。
証人の居場所を突き止めるために「トルコ風呂めぐり」をするあたりは、時代を感じる。
しかし、無駄な格闘場面などは要らない気がした。