原作本既読。
字幕版オンデマンド、字幕版録画、吹替版放送で観た。←録画番組もレビューもたまっているのにどれだけ観るんだよ…と自分にツッコミ。
被害を受けた俳優はわかるが、スタッフの名前が覚えられないため、原作よりも映画の方がわかりやすい。
アシュレイ・ジャッドが本人役で出演。
彼女がある時期からイマイチな作品ばかりに出ていて、どうしたのだろう…?と思っていたけど、彼を拒否したため干されていたのね…と改めて思った。
”問題が矮小化され、性犯罪を容認するシステムが問題だ。”
過去は変えられないけれど、未来の子供たちのためにも変えなくては…。
圧倒的な権力の差のレイプってマッサージから入るのだな…。
容認している人々の認識としては、妻子もちの女遊び
というレベルなのだな…。
ミーガン(キャシー・マリガン)がナンパがしつこくてキレて男が言い返すシーンで吹替版では確か「イカレ女」だったけど、字幕版では「不感症女」で、あるあるな負け犬のセリフで苦笑。ウザいよね。
「ワインスタイン」と日本語では表記するけど、「ワインスティン」の方が近そう。
パトリシア・クラークソンのアクセやメガネ等装いもとても素敵!
ローナン・ファローやニューヨーカー誌の話が出て来て…
同じ問題を取材したローナン・ファローの『キャッチ・アンド・キル』も本は既読。ドキュメンタリーになったものは未視聴。当時所属していたのがTV局で、上層部から止められてニューヨーカー誌に持ち込む事になり彼女たちに先にスクープされた悔しさが書いてあった。ローナン・ファロー側からの視点がわかる。かなり私情が入ってた気がするけど(苦笑)。
余談だが、父親はウディ・アレンと公的書類にはなっているようだが、母親ミア・ファローによると以前の夫のフランク・シナトラが生物学上の父親らしい。確かにウディ・アレンに全く似てない。
姉が性的虐待を受けていた時に支える事が出来なかった事が身の危険を感じながらもスクープを追うエネルギーになったというのを記憶している。
日本で気概のあるメディアは文春だけ…?
スペインサッカー協会の事があって、頭の中を整理したくてレビューも含め温めていた。
W座のエピローグトークが何かズレている気がしたのは私だけ…?
表面化するのは被害の3%というけど、性被害にもあてはまるとすれば…。
一度でも逮捕されたらアウトにしないと、執行猶予とかつけて再び世に放つと当該性犯罪者のターゲット層はその生け贄にされるという事だよね…。
確かにアメリカだけではなく、日本のシステムにも問題があるかと…。