ジャーナリズム物。
スポットライト、ペンタゴンペーパー、大統領の陰謀、ザシークレットマン、スキャンダルなどと同じ系譜ですね。
巨悪を暴くジャーナリストたちの物語。
ジャーナリストに限定しなければ、黒い司法やエリンブロコビッチ、ミナマタなどとも同じ系譜だともいえます。
村上春樹はかつてエルサレム賞受賞スピーチで
「もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます」と言った。
これらの物語は、卵の側に立った人たちの物語です。
許しがたい震えて涙が出るような怒りや恐怖。その人たちの側に立った黄金の精神を持った勇気の物語です。
上の作品で、ひとつでも面白かったと思う作品があるなら、観て損はないと思います。
キャリーマリガン、言うまでもないですが、やっぱ良いです。