基本的には取材に奮闘しているシーンが続くけど常に緊迫感があり、役者の高い演技力と台詞の掛け合いのおかげか全く飽きず、むしろスリルを感じ、集中して見れた。
ワインスタイン氏の悪事どうこうとかではなく、腐敗した権力によるパワーバランスや変わらない組織の体制、それによって女性が感じる脅威や鬱を減らし、そのための戦いを諦めないジャーナリストたちの真摯な気持ちと情熱に心打たれる。そしてそれらを表現した作品のように感じた。
毎日のようにジャニーズの問題が取り上げれる2023年の日本。
metoo運動が世界中に広がっていた2017年。
時間はかかったけど、ここ日本にもやっとその流れがきたのだろうか?