2025/3/26　　レンタルDVD

マリー・リシュダール観たさにDVDをレンタル。

のほほんと観始めたのですが、冒頭でいきなり映画評論家の女性が男をマシンガンで撃ち殺したり、彼女が訪問先で出会った映画監督と論争を交わしたりして、成人映画としては変な作品だなーと思って観終わりました。鑑賞後に調べると、どうも本作の監督アルネ・マットソンは、映画評論家に対する不満を持っていて、それに対する憤懣をこの作品で表現したらしいのです（サイト　svenskfilmdatabas　※スウェーデン語　による）。
道理で変に小難しい作品だった訳です。

ストーリー以外でも、肝心のシーンでは画面全体に変な処理が施されて様子が全く分かりませんでした。昔の洋ピンにあったような、手前に花瓶が置かれていて・・・という処理ではなく、画面全体がぐにゃぐにゃになる処理なので、日本でされたものではなく、元々そのような映像なのだと思います。それなのにDVD特典のスチル画像集には処理前らしい絡みのショットが収録されていたりして・・・全く訳が分かりませんでした。

マリー・リシュダールはそれなりに可愛かったのですが、そういった訳で不満が残る作品でありました。

映画評論家の女性が男をマシンガンで撃ち殺すという場面から始まり、なにやら面白そうだな…！って思うのだが全然ダメ。あと邦題が酷い。
『キッズリターン』のモロ師岡みたいに年上が年下の足を引っ張ろうとする話でしたね。

「沈黙の歓び」の監督の、マリー・リシュダール主演の洋ピン。期待したが、今回はちょっと残念な出来。 マリー・リシュダールで観られるが。マリーは本作で引退、残念。