MEIKO

地下室のヘンな穴のMEIKOのレビュー・感想・評価

地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)
3.3
現代人の欲望を端的にパロディにした映画で笑える。

テーマは、女性は若返りで、男性は絶倫。
人類の最古からの飽く無き欲望不老不死。

これだけ整形とアンチエイジングが浸透し、EDの薬が通販で手軽に買える時代。

ストーリーは、中年夫婦が、モダンな一軒家の下見に来た。
なんとそこの地下室にはマンホールのような穴があり、そこを通り抜けると「12時間進んで3日若返る」という時空のタイムカプセルのような機能があるという。
つまり60時間若返る。

それだけで、胡散臭い不動産屋で、普通なら購入しないが、好奇心に勝てず買ってしまう。

しかし、奥さんは徐々に精神を崩壊する。
役者変わるのか本当に良く似た役者で若返る。

絶倫希望の社長は、なんと手術が無認可の医師で日本の設定。これって東南アジアで最新医療って日本のイメージなのかなあ、、。
ちょっとびっくり。IPS細胞の最先端行ってる日本医療なのに、こんな怪し気な捉え方されるのは心外です。

バタバタ喜劇だけど、抑えられない人間の欲望と地位や立場に関係なく愚かさが笑えた。
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