このレビューはネタバレを含みます
監督、脚本: パク・ギュテ
朝鮮の南北不可侵ジャンルを面白おかしく明るく屈託なく描いた作品。
JSAがこんな風に描かれてるなんて!
普通は不幸にしか扱われない自国と隣国の政治的緊張状態を庶民目線(下級兵士達)でこんな風にユーモアたっぷりに描ける韓国映画界の頭の柔らかさに又しても脱帽!
ほどほどの幸せでいいよねって思えた所もあったかかったし、根底には北と南、やっぱり仲良くしたいよねっていう祈りも感じた。
冒頭から15分位は、私が思う韓国コメディ史上最高傑作の『エクストリーム・ジョブ』の再来かと思われたけど、あそこまでのキレはなかった。
でも、この監督のシナリオは皆、本作の様に真逆の人々をマッチングさせたコメディで、そこが面白いらしい。
配信がないので観るのを諦めたけど。