スカイ777

宮松と山下のスカイ777のレビュー・感想・評価

宮松と山下(2022年製作の映画)
1.5
3人の素晴らしい俳優達に期待しかなかったためか、ストーリーの最大の謎がたいした内容ではなく、その事にまずかなり驚いてしまった。ペラペラだったという事だ。
香川照之さんが、エキストラの時だけかと思いきや、通常でもしっかりアイメイクをしていて、かなりの違和感。暗いメイクしてるオジさん、どうした?と突っ込みが止まらなかった。
香川照之さんの役作りが、記憶喪失の思い出す前と後の歩き方や、後半のタバコの吸い方など、わかりやすかったが、自然では無く、わかるように変化を付けてやっているようだった。役作りって、自然とそう見える事であって、作ったとわかるように見せるものではないと思うんだけどな。

エキストラ撮影シーンと通常のシーンが交錯するのはなかなか楽しめたが、風景の映の差し込みや、必要以上な長めのシーンとか、撮り方が全体を通してチグハグに感じられ、やりたい事をやってしまった感が滲み出ていた。
とにかく、まあ、面白くはなかった。
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