かたゆき

バルド、偽りの記録と一握りの真実のかたゆきのレビュー・感想・評価

2.0
政情不安に揺れるメキシコを舞台に、アイデンティティの危機に直面したある一人のジャーナリストをマジックリアリズム風に描いたシュルレアリスム劇。
監督は、メキシコを代表する映画作家アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。

アカデミー賞を受賞したものの、世評では賛否分かれる『バードマン』が自分はけっこう好きだったので今回鑑賞してみました。
正直、あかん映画でしたよね、これ。
とにかくずっと意味不明でしかも2時間40分もあったので、最後まで観るのがかなり苦痛でした。
しかも映像が終始小汚いうえに全体的にいまいちセンスも感じられず、もう何を楽しんでいいのやら。

監督はきっと、デビッド・リンチの『マルホランド・ドライブ』のような作品を撮りたかったんでしょうけど、出来上がったものは比べるべくもない酷い代物でした。
『バードマン』が好きだっただけに、残念!!
かたゆき

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