タルカル

バルド、偽りの記録と一握りの真実のタルカルのレビュー・感想・評価

3.9
独りよがりなのだとしたら、こっちは勝手についていきます、、かも。

言ってしまえばどうでもいい自分語りであったり、他人が自分自身を見つめ直していたり、苦悩しているところに何となく自分は惹かれてしまうところがあるのかもしれない。病気の時に見る奇怪な夢のような映像をずっと見ていくが、監督自身が苦悩している姿や再び飛び立とうとしているといった部分を劇中の人物の別の出来事と置き換えて語る、妙なユーモアに溢れたドラマでした。後半が特によかった。長すぎるけど。メキシコの歴史などは全然知らないので、分かっていない部分が自分には多すぎる気もした。

「鏡」と「野いちご」が見たい。
タルカル

タルカル