はすたろう

ボーンズ アンド オールのはすたろうのネタバレレビュー・内容・結末

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ティモシーシャラメを見るための映画。
それにしてもティモシーシャラメが細すぎて笑ってしまった不健康そうにあえて見せてるのかと思うほどに。

R18の割にはグロぬるかったな。
最初のキスがなんか下手くそで甘酸っぺーなと思った笑
ベタベタの恋愛でもなく、ゴリゴリのグロテスクでもなく、ロードムービー要素もあって、ちょうどいい塩梅の青春ホラーラブストーリーだったのではないかな。

同族わりとおるやんけ、というツッコミはさておいて、ラスト結局マレンが孤独になってしまうのが切なかった。
タイトル回収が秀逸。
骨の髄まで愛して、という意味だったのね。
サリーがめちゃくちゃ粘着キモジジイだけど、この歳まで1人でひっそり人を食べて生きてきて、マレンという同族に出会えて嬉しかったのかなという感じもする。
明るい兆しが見えてからのこのラスト、切なさと苦しさが押し寄せてくる。

つまらなくはないけれど、やっぱ私の中で『君の名前で僕を呼んで』を超えることはできなかった…!
テイラーは『WAVES』の子だったの後から気づいた。苦しい心理描写を演じるのが本当に上手。