このレビューはネタバレを含みます
マレンは普通の人間に近く、
リーは普通の食人間であり、
サリーは究極の孤独な食人間。
最初の友達の指を噛んだところ以外はR18Gの割には大丈夫でした。
基本的に死にかけもしくは死んだ後の人を食べるので。
最初はマレンがリーの考えに寄っていくのかと思っていたけど、
実はリーの方がマレンに影響されていることがわかりやすかった。
マレンは母に殺されそうになったとき、
生きようとしていたけど、
私だったら母に殺してほしいかもしれない。
母がしてあげれる唯一の優しさだと思ったんだろうな。
最後のリーをマレンが食べるシーンは予想できてたけどそこで終わるのかあと思いました。
でもわたしはマレンは逞しく生きていくと思います。
実は食人間として1番向いていたのはマレンだったのかも。
映像美とどうしようもない虚無感を感じられる作品でした。