イトウ

サントメール ある被告のイトウのネタバレレビュー・内容・結末

サントメール ある被告(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

これはすごい…
リマとロランスの目が合い、リマの涙が溢れた瞬間、自分もシンクロして泣いてしまった
その時、自分はすでにリマと同じ目線でこの法廷の空気を感じていたんだなと気づく
ロランスに対して、もちろん許されないことをしてしまったとは思うけれど、やはり彼女が置かれた状況を知ると彼女が全て悪いとは言いきれない
何かできることはあったのではないのかと
最後の弁護人の言葉に救われた
ラストでリマがお母さんの手を握っていたのがとても良かった

ロランスのように誰にも助けを求められない女性が日本にもたくさんいる
最近はこの映画と似たような事件も多い
色んな人が見るべき作品
イトウ

イトウ