サントメール ある被告の作品情報・感想・評価・動画配信

『サントメール ある被告』に投稿された感想・評価

kirin
3.8
このレビューはネタバレを含みます

親が子が自立する前の年齢において子供の相談に乗れる存在でなければ、子はよそに助けを求めて苦難に陥ってしまうということを考えさせられた。
主役は赤ちゃん殺しの事件の裁判の傍聴に来たラマで、裁判のシーン…

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3.2

正直ワシにはあんまり刺さらなかった作品

実際の裁判を基に制作されているらしく、確かにリアリティはかなりある。
どの法廷ドラマにも言えることだけど、会話がメインになっているので事件の様子や人物の心情…

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3.4
このレビューはネタバレを含みます

『私が伝えたいのは詩ではなく科学です。女性が妊娠すると母親の細胞と遺伝子が胎児に移る。これは双方向で行われ、胎児の細胞も母親の臓器に混ざる。子の細胞が母親の脳から足先まで宿ります。出産を終えても、た…

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衒いなく置かれるカメラは気付けば見ているこちらまで撮り始める。映画の外側に隠れていることは出来ないのだ———飯岡幸子(撮影監督/『偶然と想像』)

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裁くのではな…

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実際にあった事件の法廷ものということで、サスペンス映画かと思って見始めたが、全く違うヒューマンドラマ。
ドキュメンタリー映画監督のアリス・ディオップさんが、実際に傍聴した裁判をかなり忠実に再現し、自…

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人種や移民の諸問題や、見栄を張ることの欲深さは、多くの人に共通した苦しみなのだと感じた。
B5版
3.8

私たち女は怯えている。
人生は別の女が残した隘路をなぞる道しかないことを。
そしてさびしくも思い、安堵もする。
そこに完璧な模倣の道はないのだということに。

ふとすれ違っただけの他人に己を見る。

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spica
4.0

法廷劇であり、母と娘の話であり、フランスに住む知識層のアフリカ系女性の生きづらさの話だった。
フランスに多く住むアフリカにルーツを持つ人たちのことは、その歴史と現在のこと、もっと勉強したい。
日本に…

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Maoryu
2.3

パリに住むアフリカ系女性ラマ(カイジ・カガメ)は作家として売り出し中で、取材のためにサントメールの裁判の傍聴に参加する。それはセネガルから留学中の女性ロランス(グスラジ・マランダ)が人知れずパートナ…

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3.5

-------私のスコア基準-------
★5 : 最高!人生に影響を与えるレベル。
★4 : 文句なしに面白い、考えさせられ、なんども見たくなる。
★3 : まあまあ面白いが微妙なところもある。…

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