なるほど、賛否が分かれるわけだ。
おそらく前作に熱狂した多くの人たちが期待したジョーカーでは無かったということだろう。
でも自分は嫌いではない。
時々、脳内でセルマがチラホラ顔を出すものの、流石のガガ様登場ということもあってミュージカル仕立てのシーンも良い。
民衆がジョーカーに熱狂し期待するのはあくまでエンターテイメントという厳しい現実。
ラストは受け取り方によるとは思うけれど、ある意味これしか無いだろうというもの。
今作品はジョーカーというキャラクターを借りたアーサーの物語であったということだろう。
そもそも原作がDCのジョーカーという訳では無いし。
しかし「フォリ・ア・ドゥ」というタイトルは素晴らしい。変な邦題がつかなくて良かった。