このレビューはネタバレを含みます
ミュージカル要素は強かったけど、自分はくどいなとはならずに、音楽の使い方うまいなって感動すら覚えた
たばこの吸い方があまりにもきれいで、作品全体の画がきれいで、でもその救われなさで終始悲しかった
アーサーがとても痛々しかった
結局ジョーカーを名乗っても現実は何一つ変わらない
あの表情になっちゃうよ
内容もそうだけど、光のいれ方とか音とか、独房での会合、ガラス越しの笑顔のシーン、裁判中の脳内殺人シーン、アーサーの後ろ姿、特に好きだった
ジョーカーという概念を誕生させた男の人生の話だと思う
概念だからこそ、特定の誰かってわけではない、みたいな
言語化が難しくて、今はこれしか言えない