このレビューはネタバレを含みます
Netflixでも配信されているが、今泉力哉監督最新作ということなので劇場で鑑賞。堂々と自由に生きることの楽しさと、孤独を失うことの怖さのジレンマがよく描かれていたと思う。
ちひろさんの堂々とした強い生き方に皆憧れて集まってくるけど、人間関係の一定ラインを超えそうになったらその場を去って次の場で生きるって選択。作中でえっちんも言及してたけど、"孤独だからこそそういう風に振る舞える。仲良くなり過ぎてしまうと一人になった時に寂しくなるから。"ということなんだろうな。
一人でも堂々と強く生きている人は、独りだからこそそういう生き方が出来る面も間違いなくあるんだと思う。それでも多恵さんの言うように、ちひろさんならどこでも孤独を失わずに強く生きていけると思った。
劇場限定(?)のED後の特別映像も観れて満足。