有村架純が弁当屋で弁当を売る映画。
何時もの日常モノに比べて、このちひろさんというキャラクターがファンタジックな事もあってか寓話感がある。クスッと笑える台詞回しや人と人との絶妙な距離感からくる可笑しさは相変わらず面白い。個人的に大変興味深かったのが｢人間は皆宇宙人｣の話。他人という存在は家族だろうと何だろうと基本的に分かり合えないもの。でもそれだとキツいから、劇中で言うところの｢同じ星の人を探している｣という考え方がとてもしっくり来ましたねぇ…オカジがマコトのお母さんの焼きそば食べるシーンでこちらも号泣。今泉映画お馴染みの全員集合クライマックスもまたほっこりしていて良し。
本職人殺しなんすか？
